テレビアニメ「サザエさん」(フジテレビ系)のじゃんけんで、1月初回の放送は25年連続で「チョキ」が出たという分析結果が、「サザエさんじゃんけん研究所」によって示された。確率にすれば、8472億8860万9443分の1という天文学的な数字になる。
同研究所は「何らかの方針があることは容易に想像できますが、それがなぜ『年初は必ずチョキ』なのかは全くわかりません」とJ-CASTニュースの取材に話す。チョキが選ばれ続けることに理由はあるのだろうか。
「今回の手の感想や見解も『いつも通りだな』になります」
「サザエさんじゃんけん研究所」は、番組でじゃんけんが行われるようになった1991年以降の全ての手を「サザエさんじゃんけん白書」で公表している。過去の放送の手は「さかのぼって調べたのではなく、最初から記録し続けています」(白書より)。
記録を取るとともに傾向やパターンを分析しており、今回注目されたのがそのひとつ「1月の初回はチョキ」というもの。白書の最新2018年冬版時点で24年連続だったが、19年1月6日の放送でも「チョキ」が出たことで25年連続に記録を伸ばした。確率にすると、3分の1を25乗して8472億8860万9443分の1という驚異的な数字になるため、研究所のツイッターには「感動しました」「鳥肌立ちました」といったリプライが続々と寄せられた。
だがこの結果にも、研究所を運営するHKNさんは冷静だ。J-CASTニュースの8日の取材に、
「人間が決めているものですので、何らかの方針のもとで決められているとすれば特異だとは感じません。したがって、今回の手の感想や見解も『いつも通りだな』になります」
と話す。