ZOZOの前澤友作社長による、ツイッターでの総額1億円(100万円×100人)プレゼント企画では、最終的に500万以上のユーザーがリツイートした。
100万円が当たり、喜びを爆発させる人に注目が集まりがちだが、一方で冷ややかな目で前澤氏を見つめるTwitterユーザーもいた。そこでJ-CASTニュースでは、リツイートに消極的だった人々に話を聞いた。
「お金持ちの遊びをしているのが好きになれない」
「一番の理由は前澤氏が、好きではないからですね」。あるユーザーはきっぱりと言い切った。「当たるわけないだろう。とWW」と皮肉を込める一方、「ただ私はほんとに庶民ですので正直100万円は欲しいとは思いましたWW」と本音を明かした。
前澤氏は1月6日に「みんなが欲しいのはお金じゃなくて夢なんだなって思う」とツイートしていたが、このユーザーは「アホかと思ったんですよねWW」とばっさり。
「中にはほんとに誰かの為に使いたいと思ってる人もいるとは思いますけど...。前澤氏がTwitter利用してお金持ちの遊びをしているのがどうも好きになれないんですよね」
別のユーザーは「前澤社長に興味全くない」と断言した。プレゼントの結果が出た後、ユーザーがフォローを外していくことについても、「バカらしい」と切り捨てる。
「興味ない人から大金欲しくないからですかね!!結局皆お金が欲しくて一時的にフォローするじゃないですか、なんかバカらしくてお金の為にフォローするんだ~みたいな!!」
「完全にランダムと信じられたなら...」
ほかのユーザーは、前澤氏へのフォローが必要なことと、抽選の不透明さに疑問を感じていたと語る。その上で企画終了後、当選者の多くは、前澤氏に「熱いメッセージ」を送ったユーザーだったというツイートを目にしたとして、「本当にリツイートしなくて良かったなあと思いました」と一言。
「個人的にはこういった形で裏で選別するやり方は好きではありません。完全にランダムで当選すると信じられたなら自分もリツイートとフォローはやっていたかもしれないです」
他にもツイッター上には、リツイートしなかった理由として、「好きでもない相手」をフォローやリツイートしたくない、税金関係が面倒くさいといったものが出ている。
(J-CASTニュース編集部 田中美知生)