「科捜研の男」が「科捜研の女と違いすぎる」 月9なのに「火サス」テイスト?

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   月9ドラマ「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系)の放送が、2019年1月7日夜に始まった。

   同ドラマは漫画家の古賀慶さん作の『トレース 科捜研法医研究員の追想』が原作。ドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系)同様、科学捜査研究所(科捜研)が真実を追求する様を描く作品で、ドラマでは関ジャニ∞の錦戸亮さん(34)が主演し、研究所の職員を演じる。

   7日の第1回では、錦戸さん演じる主人公・真野礼二が、女性アイドルグループの握手会の会場で発見された、切断された人の左手を鑑定。「特殊な珪藻が付着」「マンガンが通常の20倍検出」という分析結果から、遺体の本体が東京・日原川(にっぱらがわ)付近にあると見て、同所の捜索を警視庁捜査一課のベテラン刑事・虎丸良平(船越英一郎さん=58)に進言し、遺体が発見される......という展開が見られた。

  • 新木優子さん(2018年撮影)
    新木優子さん(2018年撮影)
  • 新木優子さん(2018年撮影)

放送開始5分後に早くも遺体発見

   同ドラマは「科捜研の男」というタイトルから、「科捜研の女」の男性バージョン的なテイストを期待する声がドラマ放送前のネット上では強かった。しかし、第1回の放送を見た視聴者からは、「科捜研の男が科捜研の女と違いすぎて」といった声がツイッター上に噴出した。

   実際、第1回は放送開始5分後に早くも遺体が発見されたが、遺体の状態がバラバラであるなど、「科捜研の女を見る感覚で科捜研の男を見たら思いのほか怖かった」「科捜研の女みたいな明るさが欲しい」と、期待を裏切る結果だったとする視聴者が続出。また、「月曜からなんであんな血がいっぱい出るの!」「月曜21時から見たくない内容」と、週の初めからは見たくないとする指摘も相次いだ。

   また、主演の錦戸さんよりも共演者の船越さんが目立っているとの意見も多い。遺体のありかをめぐって自身の見立てと異なる鑑定結果に反発するシーンや、科捜研の新人職員役の新木優子さん(25)を怒鳴りつけるシーンを見た視聴者からは、「船越さんは曜日を間違えたのかな? 火サスの演技を月9に持ち込みすぎて違和感半端なかったよね」と、かつて船越さんが何度も出演していた「火曜サスペンス劇場」(日本テレビ系=2005年に放送終了)を連想したとの声が相次いだ。

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