広開土大王は日本のEEZで何をしていた? 韓国がまず説明すべきこと

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救助に広開土大王の助け必要だったか

   中央日報によると、北朝鮮船は1トン未満の木製で、4~5人が乗っていたが、漂流中に死亡した人もいたとみられる。脱水症状がひどい乗組員は病院で手当てを受けさせ、12月22日午前、生存している船員3人と死亡した船員1人を板門店経由で北朝鮮側に引き渡した。

   日本側の動画では、「サンボンギョ」がゴムボートのようなもの2隻を使って北朝鮮船に近づいている様子が分かる。「サンボンギョ」は「広開土大王」よりも全長、全幅ともに大きい船で、救助活動に広開土大王の助けが必要だったとは考えにくい。加えて、日本側の発表によると、現場は、能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内。こういった特異な状況での活動に海自の哨戒機が注目した可能性もある。韓国側が、海自機が接近したことについて説明を求める以上、韓国側も「救助活動」の実態について説明が求められそうだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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