「一刻も早く...」共産・小池氏にじむ焦燥
市民連合が18年11月に開いたシンポジウムでは、5野党1会派の幹事長や書記局長が出席し、立憲民主党の福山哲郎幹事長は
「1人区一本化の努力は野党第1党として惜しむつもりはない」
と発言。5野党1会派で一本化を進める方針を確認していた。
共産党の志位和夫委員長は番組の中で、シンポジウムで確認された方針に言及しながら、
「野党各党がテーブルについて、安倍政権の打倒と1人区の一本化で合意をする、その具体化のための協議を速やかに始める、そのことを強く呼びかけたい」
などと協議を急ぐように求めた。
番組では、国民民主党の玉木雄一郎代表、自由党の小沢一郎代表、社民党の又市征治党首も、参院1人区での一本化の必要性に言及している。共産党の小池晃書記局長は、放送後に
「党首で一致したのですから、もはや怖いものなし。一刻も早く協議に入りましょう!」
とツイート。政党間協議が始まらない現状への焦りをにじませた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)