日本でも手に入る! 韓国「そっくりさん」菓子列伝

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兄弟的関係の「そっくりさん」も

上がオリオン、下がロッテ
上がオリオン、下がロッテ

   続いてはちょっと変わった類似の商品。商品名はオリオンが「チョコパイ情」、ロッテが「チョコパイ」とほぼ同じである。元々はアメリカのお菓子で後発商品が続々と作られた。1958年発売の森永「エンゼルパイ」はケーキ生地とクリームではなくクラッカーとマシュマロを使っている違いがあるが、チョコパイの一種といえる。

   商品名までほぼ同じのオリオンとロッテのチョコパイだが、発売は74年とオリオンの方が先。ロッテは83年からの登場だ。

上がゴレバップ、下がおっとっと
上がゴレバップ、下がおっとっと

   続いても少々経緯が複雑なものだ。1981年発売の森永製菓「おっとっと」と84年発売のオリオン「ゴレバップ」。これは単純に「おっとっと」が早いわけではない。米ペパリッジファームには62年に発売した「ゴールドフィッシュ」という魚の形のスナック菓子がある。そのため、よく似ているという部分では日本の「おっとっと」も「ゴレバップ」も同じだ。

左がエリーゼ、右がチョコハイム
左がエリーゼ、右がチョコハイム

   同じタイプでも数で変化をつける商品もある。1979年発売のブルボン「エリーゼ」と91年発売のクラウン製菓「チョコハイム」。どちらもクリームをウエハースで包んだものだが、エリーゼが1本ごとに分かれているが、チョコハイムは2本くっついた状態でパッケージされている。

左がヤンヤンつけボー、右がチョコピック
左がヤンヤンつけボー、右がチョコピック

   最後に紹介するのは1979年発売の明治「ヤンヤンつけボー」と83年発売のヘテ製菓「チョコピック」。スティック状のクラッカーにチョコをつけて食べるスタイルも同じだ。カップ型の容器に赤を基調として背景も類似しているが、ヤンヤンつけボーの目印の1つであるパンダはいない。

   以上、6種類の「そっくりさん」を紹介した。J-CASTニュースの姉妹サイト「Jタウンネット」でも、実際の「味」なども含めてレビューしている。

(Jタウンネット編集部 大山雄也)

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