藤岡藤巻・藤巻直哉さんが振り返る「ポニョ」人気 「娘が、ユニット名を変えてくれと...」

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藤岡さんとは「漫才師」のような関係

   ――小学校からお付き合いがある、藤岡さんとはどういう関係ですか。

藤巻:うーん...漫才師みたいなものだと思うよ。漫才師も仕事は一緒だけど、私生活は別々って言うじゃない。それよりは仲いいかもしれないけど、大体の漫才師は楽屋別だとか言うじゃないですか。(たしかに漫才を聞いてるような感覚)そうですよ、基本はコミックバンドで(笑)

   ――今後の活動はなにか考えていますか。

藤巻:何にも考えてないよ。誰かに突き動かされないとやらないんですよ、これまでも。「やろうよ」ってブリーフ&トランクスがすっごいしつこく言ってくれたんで、「そんなに言ってくれるならやろうか」ってなった。年を取ると意欲がなくなる(笑) この年になると苦しまないで死ねたらいいなっていう。あんまり夢とか目標とかビジョンとか、持ったことないんですよ。人生ほんと行き当たりばったりできたから、今が一番楽しいことは何かなって思いながらやることがほとんどです。

   藤巻さんはインタビュー中、「あ、そうそうこの宣伝をしなきゃ」とおもむろに映画の宣伝を始めた。櫻木優平さんが監督・脚本を務め、あいみょんさんが主題歌を担当する映画「あした世界が終わるとしても」に、共同プロデューサーとして関わったという。

藤巻:共同プロデューサーをやっている、こういう映画が1月25日付で公開されますんで。昨日(12月10日)0号っていって、ある程度できあがったんですけど。AIを使った初めてに近いアニメーションなんだけど...これも宣伝しといてください。俺のことはいいから、これだけ。

   最後に、昭和も平成も同じくらい生きた藤巻さんに、平成がどんな時代だったか聞いてみた。

藤巻:世の中が変わったことは間違いないですね。若い人は真面目ですよね。娘2人いるけど、親が心配するくらい真面目ですよ。僕らの世代はふざけきってますよ。
豊かになったのはいいんだけどそれぞれに個室ができて、自分の部屋に閉じこもるようになって、家族のつながりも薄くなって。豊かになれば幸せになると思っていたのが、実際に豊かになってみたら、これが本当に幸せなのかなと。少子高齢化で年齢は上がっていくし子供の数は少ないし、デジタル化で瞬時に世界のことが見えるし。何が本当の幸せなの?ってわかんなくなったのが平成の間だと思うんですよ。
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