第95回箱根駅伝の復路が2019年1月3日に行われ、6区途中にある箱根湯本駅では、1位東洋大・今西駿介(3年)の通過とともに小田急電鉄の真っ赤な特急列車「ロマンスカー」が中継カメラに映り込み、鉄道ファンをもうならせた。
「見事なタイミングでした」
トップの今西は往路1位からのスタートを譲らない快走をみせると、18キロ手前で箱根湯本へ。バックに映るホームには、今西の通過とともにちょうど、ロマンスカーが入線した。このタイミングで、往路5区のトップ走者通過時には聞こえなかったミュージックホーンも景気良く鳴らされ、レースを盛り上げた。
ロマンスカーは中継カメラに連続して20秒ほど映ったこともあり、テレビ観覧していた駅伝ファン・鉄道ファンも注目した。ツイッターでは、
「箱根駅伝の復路1位が箱根湯本駅を通り過ぎる時に、ちょうど赤いロマンスカー入線。タイミング計ってるよね...?」
「復路、箱根湯本駅に新しいロマンスカーがスーッと入ってきたの、萌えた。かわいい」
「往路も復路も箱根湯本駅には小田急ロマンスカーGSE70000系が停車していて萌える。しかも復路では、東洋大通過時にちょうどチャイムを鳴らして到着するシーンが観れて更に萌える」
「いいタイミングで湯本駅に新型ロマンスカーが入ってきて優雅な警笛を鳴らして応援してくれるっていう」
「警笛を鳴らしながらロマンスカーGSEが箱根湯本駅へ入線するところが映りましたね。見事なタイミングでした(笑)」
といった声があがっていた。
さらに箱根湯本通過直後に、関東圏では小田急ロマンスカーのテレビCMも放映。こうした「合わせ技」には、「しっかりロマンスカーのCMまで流してて小田急抜かりないな」「箱根湯本駅に入線する小田急70000形GSEが中継に移り、狙ったかのように放映された小田急ロマンスカーのCM」と、視聴者にも印象深かったようだ。