ヨドバシカメラの各店舗で、福袋を求めて前夜から行列を作る様子の動画が、ツイッター上に複数投稿されている。
ヨドバシの福袋はお得だと評判になっており、客同士で小競り合いも起きるほどの過熱ぶりだ。メルカリでは、早速福袋そのものが転売されていた。
外国人が多かったといい、中国語が飛び交う
「下がらないとダメだよ!」「ちょっと、1列に!」。店舗前で、店員や客らの怒号が響く。福袋が売り出された2019年1月1日の前日夜、早くも長い行列ができていた。
客が別の客を突き飛ばし、もみ合いも起きた。割り込みを巡ってトラブルになったといい、「止めて下さい! ケンカは」と店員らが制止に入るが...。
こんな動画がツイッター上で投稿され、その過熱ぶりに驚く声が上がっている。
ヨドバシでは毎年、お得な家電商品などを詰めた「夢のお年玉箱」を各店舗で販売している。公式通販サイトでは、すでに抽選で45種類ほどの商品を販売したが、かなり高い倍率のもあったといい、入手が困難だった模様だ。
店頭でも、同様な福袋を1日朝から販売したところ、東京都内のマルチメディアAkiba店などで前日から客が並ぶ騒ぎになった。ツイッター上の情報によると、外国人が多かったといい、中国語などが飛び交っていた。
少しでも前に出ようとする人も相次いだため、ある店舗では店員が自販機の上に乗って呼びかけるシーンもあった。大勢の人が並んだため、各店では開店前に整理券の配布に追われていたともいう。
メルカリではさっそく転売も
福袋の商品は、パソコンやカメラ、タブレット、ゲーム機などだ。
パソコンの福袋「サーフェス Proの夢 i5」8万円、カメラの福袋「高倍率ズームデジカメの夢」3万円などが人気だったといい、各店舗では、販売開始から次々に売れ切れていた。
メルカリでは、こうした商品が何割か上乗せされた価格で、早速転売されていた。
ヨドバシカメラの広報担当者に1月1日、J-CASTニュースが取材しようとしたが、出勤は4日からとのことだった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)