人気バーチャルユーチューバー(VTuber)が登場する年越しイベント「Count0(カウントゼロ)」でトラブルが相次ぎ、参加者から多数の苦情が寄せられている。
主催したウェブ制作会社のカヤック(神奈川県鎌倉市)は、「視聴者さま、出演者さま、ならびに関係各所さまへお詫び申し上げます」と公式サイト上で謝罪した。
「今年一番のショック」「最悪の年越し」
カウントゼロは「年越しVR歌合戦」と題し、キズナアイ、YuNi、静凛など人気ユーチューバー18組が登場する音楽イベント。2018年12月31日20時から約4時間行われ、年越しのカウントダウンも行われた。
料金は、映画館またはVR空間「VR SPARC」での視聴が5890円、ユーチューブでは無料で配信された。
しかし、相次いでトラブルが起きる。配信環境が整わないとして、開始約20分前にVR空間での配信中止が発表。映画館での上映とユーチューブでも「システムの不具合によりモーションや表情の乱れ」があったという。イベントの公式ツイッターは「視聴者さま、出演者さま、ならびに関係各所さまへお詫び申し上げます」と謝罪している。
VR空間での視聴を楽しみにしていた人たちは阿鼻叫喚だ。ツイッターでは、「今年一番のショックなんだが......」「最悪の年越し」といった声が漏れている。