炎上の平成史 mixiからバカッター、ユーチューバーへ...「ネット」はどう変わったのか

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成熟期~ユーチューバーとCM~

   直近の「成熟期」(16~18年)には、05年に日本語版が開始した動画配信サイト「ユーチューブ」を中心に活動する「ユーチューバー」の騒動が際立った。ユーチューブでは視聴数に応じて投稿者は収益を得られるため、視聴者の目を引きやすい過激な動画が「人気ジャンル」となった。

はじめしゃちょー、広田ゴルフにお詫び 真っ二つ動画「このように扱われ残念です」(17年3月)
サイゼ「食べ残し」YouTuberがまた「炎上」 謝罪翌日のネタ動画に「全く反省してない」(17年11月)
人気ユーチューバー「ブスババ抜きゲーム」動画が波紋 「やり過ぎでは」「全然笑えない」(18年10月)

   また、セクハラ被害を訴える「#MeToo」のムーブメントもあり、ジェンダー関連で配慮に欠けた「CM」が物議を醸した。

「安い電気か、稼ぎのいい夫か」 「ENEOSでんき」CM炎上(17年2月)
二股かけられた男性を「保険」呼ばわり... 「保険のビュッフェ」CMに「男性差別」指摘(17年12月)
イケメンには笑顔、ブサイク男には怯える表情 新CMに「シンプルに差別だろ」(17年9月)

   そのほか、過去の投稿を掘り起こされて炎上したケースも多く、炎上対策の難しさが浮き彫りとなった。

「ぶすに人権はない」発言の人気モデル夏目雄大 事務所が「お詫び」(18年5月)
「炎上マンガ」作者、ツイッターが炎上 過去に差別的発言...「深くおわびします」(18年6月)
「二度目の人生を異世界で」出版社が謝罪声明 作中表現、作者ツイート受け...原作書籍も「慎重な対応」行う(18年6月)
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