2018年12月29日に東京・渋谷のNHKホールで始まった紅白歌合戦のリハーサルで、AKB48は「恋するフォーチュンクッキー」を披露した。
「恋チュン」のセンターポジションを務める指原莉乃さん(26)は12月15日、19年春に卒業することを発表したばかりで、今回が指原さんにとって「ラスト紅白」。指原さんは、卒業後は歌手活動は続けないことを表明しているが、記者からは司会者という形で紅白に復帰するアイデアも浮上。指原さんから「熱心なファンみたいな予想を...」と、いじられていた。
「品のあるMCになってから...」
指原さんは
「まだメンバーと一緒に楽しく話している感じです」
「他の番組で慌ただしく動く中で、『うわー、最後かー』と気づくかも知れません」
などと話し、まだ「ラスト紅白」の実感が薄い様子だ。
すでに指原さんは民放番組での司会経験が豊富で、このことが記者の「ファンみたいな予想」につながったとみられるが、指原さんは、紅白の女性司会者は女優出身者が多いことから、
「やっぱり自分みたいな品のないMCには当てはまらない感じがするので...。今はそういう予想が出たときに『あり得ないよ』という反響になると思うので、いつかは『ぴったりだね』と言ってもらえるような、品のあるMCになってから、そういう願望を語れれば。今はもう、下品すぎるので...」
と話し、「品」がネックになると考えている様子だ。「品のあるMC」になるまで何年かかるかについては、
「『品』ですよね...?大人になってからと言いたいところですが、もう、めちゃめちゃ大人なので、なるべく早くそうなれたら。でも、今は全然、夢のまた夢で、全然視野に入っていないです」
として、遠い未来のようだ。ただ、過去の紅白では、バラエティー番組で活躍する女性が司会者になったこともある。例えば上沼恵美子さん(63)が1994年と95年に司会を務めている。