「タッキーは1でもいいから僕に返しなさい」
ジュニアのリーダー的存在であった滝沢さんに、あるときジャニー氏はこんな言葉をかけたという。
「僕はタッキーに10のことをあげるから、タッキーは1でもいいから僕に返しなさい。その1は挨拶でもいいんだ」
ジャニー氏へ恩返しは「後輩を育てること」だと考えた滝沢さんは、ジュニア時代から後輩たちの相談に乗っていた。後輩の山下智久さんは、よく相談に乗ってもらっていたとして、番組の中で「滝沢くんにならなんでも相談できる」「(ジュニアたちの)お母さん役にもお父さん役にもなれる先輩でしたね」と話していた。滝沢さんは、ほかのジュニアたちから「小さなジャニーさん」と呼ばれていたという。
2019年以降は「プロデューサーになって、さらにジャニーズの良さを知ってもらいたい」という滝沢さん。ジャニー氏への「親孝行」への思いが強い。
「ファンの方には申し訳ないですけど、僕はジャニーさんに親孝行がしたい。(今までにジャニーさんに)まだ1個も返せていないと思います。タレントをやりながらではダメ。ジュニアは人生をかけて活動しているので、僕も人生をかけなきゃいけない」
番組の放送を受け、ツイッターでは
「彼がジャニーさんの事をお父さんのように慕っている気持ちが痛いほどわかるな...」
「ジャニーさんに親孝行したい。ほんとに好きなんだね」
「ジャニーさんも健康第一でタッキーと最高タッグで素敵な世界を見せてほしい」
といった声が上がっている。