今年2018年も、残すところ2日となった。「懐が寂しい...」と思いつつ、財布の中身を確認しながら、買い物に行く方も多いだろう。
会社からの帰り道、スーパーやコンビニで晩ご飯を買って帰る...というのが、記者の日常生活である。小銭入れを持ちつつ、レジに並んでいるときに、ふと思った。来年の平成31年は5月1日をもって「新元号」となる。
「昭和64年」の場合は...
そもそも「平成31年硬貨は存在することになるのか?」という疑問だ。そこで、硬貨を製造する造幣局に聞いてみた。
同局広報によると、
「『平成31年硬貨』は作られる予定です。財務省との貨幣製造契約というものがあり、すでに準備をしています」
とのことだった。
昭和64年は1月7日で終わってしまったが、昭和天皇の場合は「崩御」であり、今回のような「生前退位」ということではなかった。従って、昭和64年の硬貨は製造されており、現在でも流通している。
しかし、来年5月以降は「新元号」となるため、必然的に枚数が少なくなる気がする。そうなると、プレミアがつくのでは?
「『貨幣価値』ということで、詳しいことは申し上げられません。コレクターの方々が『どこに価値を見出すか』によっても、変わってくるかもしれませんね。因みに『昭和64年』は6日で終わりましたが、さほど(価値は)付いていない、という話です」
と言う。
平成最後の「31年硬貨」、持っておけば、ひょっとして将来、高値が付くかも!?