「男・山根」テレビは安直に使いすぎ? ネタ披露からドッキリまで...年末年始大忙し

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   2018年を代表するコワモテ、「男・山根」こと、日本ボクシング連盟元会長の山根明氏(79)が、年末年始の特別番組に引っ張りだこだ。

   山根氏は、助成金の不正流用疑惑や「奈良判定」などが問題視され、8月に会長を辞任。一時の過熱報道は収束したが、12月21日には、過去3年間の使途不明金が2400万円にのぼると伝えられ、その処遇に注目が集まっている。そんな中、山根氏はボクシング分野にとどまらず、「マルチタレント」としての活動を広げつつある。

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朝から晩まで出ずっぱり

   ここ数日で山根氏は、「スッキリ」(25日、日本テレビ系)、「連笑 10人連続で笑わせろ!」(25日、フジテレビ系)、「あさチャン!」(26日、TBS系)、「ビートたけしの独立してマージン分ギャラ下げるからあと2回ヤラせてTV」(26日、TBS系)などに出演してきた。

   特に集中するのは12月28日。朝の「ビビット」(TBS系)から、「ワイド!スクランブル年末スペシャル」(テレビ朝日系)、夜の「バイキング・ザ・ゴールデン」、「全力!脱力タイムズSP」(フジ系)まで、局をまたにかけて出ずっぱりとなっている。

   今後も「朝まであらびき団SP あら1グランプリ2018」(29日、TBS系)、「うわっ!ダマされた大賞2018」(30日、日テレ系)、「もっと褒められ大賞2019」(31日、テレビ東京系)、明けて1月には「痛快!明石家電視台正月SP」(2日、毎日放送)などに出演する予定だ。

   番組の内容は、1年の回顧としてVTR出演するものから、ナレーション、お笑い番組の審査員、芸人と並んでの「ネタ披露」まで多岐にわたり、いわゆる「おもてなしリスト」を逆手に取って「ドッキリ」の仕掛け人になるといった内容もある。また、出演予定とは発表されていないが、日テレの年越し特番「絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!」への登場も考えられそうだ。

「ダレ判定であんなにテレビ出てるのか?」

   すでに放送された番組を見て、ツイッターでは、

「人を惹きつけるなぁ」
「仕事を選ばない辺りが確かに男と言う感じがある」
「一周回って山根明元会長が可愛く見えてきた...」
「憎めないていうか可愛いタレント向きだね」

といった、好意的なコメントが相次いでいる。その一方で、

「ダレ判定であんなにテレビ出てるのか?」
「メディアが面白がって山根会長を出すの嫌い」
「これでなんか面白コメンテーターとかになっちゃうのかぁ。なんだかなぁ」

といった苦言も見られる。山根氏をめぐる疑惑は、まだすべて解決したとは言えない。また、会長辞任に至った原因のひとつには、過去の反社会的勢力との交際もあるため、過度な露出への批判は一定数あるのも事実だ。

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