「神々の笑い」のコントで知られる、お笑いコンビ「モンスターエンジン」の西森洋一さんが、いわゆる「炎上」状態だ。
自著の宣伝をする目的で、不特定多数のユーザーへのリプライを1000回以上も繰り返したためだ。
拡散された人気ツイートにも次々と
2018年11月18日に『声を出して笑っていただきたい本』(ヨシモトブックス)を上梓した西森さん。みずからも積極的にPR活動をしている。
ツイッターを駆使して購入を呼びかけていたが、12月6日を境に投稿量が激増する。
この日、自身の持ちネタである「ミスターメタリック」が含まれた投稿に、
「突然すいません。ミスターメタリックをつくったものです。本が出ましたので、買って欲しい旨を伝えに参りました。宜しくお願いします、ミスターメタリック!!」
との定型文を返信していき、3時間ほどで約500件を送った。
12月12日には持ちネタ「鉄工所ラップ」を、12月14、19日には「ジャッジ洋一」と書き込んだユーザーに、同じく定型文を連投。この時点で、1000以上の宣伝リプライを送っている。
その後はフォロワーを多数抱えるユーザーや、拡散されているツイートなどに送信していき、こちらも50回近くに。結局、26日まで続けた。
当初は批判にも「黙れ」→一転謝罪
こうした行為は、ツイッター社の利用規約に違反する可能性がある。同社は、同じツイートを繰り返すスパム行為は禁じている。
一般のユーザーからは批判が寄せられたが、西森さんは「黙れ! 誰じゃお前!、意見してくな!、まず、、身分をあかせ!、本名、住所、顔写真、出せ!」「よしもとにも、顧問弁護士がいますので、あとでゆっくり、色々やります」と強気に応えた。
ただし、その後は一転して「規約違反、してたようで。知らなかった」と反省モードに。27日には「大変申し訳御座いませんでした。ツイッターでのマナーを破ったうえに、言い返してしまい、不快にさせた皆様にお詫びします」と謝罪した。
なお、著書のアマゾンレビュー欄には、「炎上商法で売る腹積もりらしいが、逆効果にしかなっていない」「内容がいくら面白くてもTwitterでの宣伝の仕方や本人の人間性にあまりにも問題を感じるので購入をやめました」と辛らつな意見が並んでいる。