紅白の見どころ聞かれて「うーん、すみません。個人的には...」
12月21日の定例会見では、安倍晋三首相と食事をするなどアイドルとしては特異な存在だった指原莉乃さん(26)の卒業に関する質問が出た。だが、枝野氏は指原さんについては直接コメントせず、口にしたのは竹内さんと乃木坂46の西野七瀬さん(24)の名前だった。
「まあこれは、あの、それぞれ皆さんの思い入れがあるので...。私にとっては指原さんの卒業より、竹内美宥さんと西野七瀬さんの卒業の方が大きな話であると思います」
年末年始の過ごし方については「楽しみはレコード大賞と紅白を見ることです」と話した枝野氏。その見どころを聞かれて
「うーん、すみません。個人的には、西野さんや竹内さんにとっての最後の紅白だということだと、個人的には思ってますけど」
と答えるほどで、思い入れは相当なようだ。ただ、竹内さんは握手会には19年5月まで参加するものの、12月25日に卒業公演を終えているため、紅白歌合戦に出演する可能性は低い。枝野氏はこのことが心残りだったのか、米津玄師さん(27)の出場が決まったという12月26日のニュースにも、竹内さんの名前を米津さんよりも先に出して
「AKBの竹内さんは昨日が卒業なので、『そうか紅白には出ないんだ』と昨日になって気づき、がっかりしていましたが、米津さんの出場決定のニュースに喜んでいます。『Lemon』カラオケで歌えるように練習中です」
とツイッターで反応していた。
AKB48劇場の細井孝宏支配人がツイッターで公開した動画によると、竹内さんは卒業公演後、
「自分もここにいながら、気分も上がったり下がったり、いろんなこと考えたり思春期を迎えたりと、沢山、ここで自分の人生を過ごすことができました。やっぱりこういう経験は、この世の中数えても本当に少ないでしょうから、この経験を生かして、これから人間的にも、エンターテインメントをやっていくひとりとしても、たくさんの人に素敵だと思ってもらえる人間になれるように頑張ります」
などと9年以上にわたるアイドル生活への感謝の言葉を述べた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)