「あくまで政治的に、選挙に有利か不利かで考えているんじゃないですか?」
一方で、16年の2回目の増税延期時の経済状況が「リーマン・ショック級だったかと言えば「全然そんなことはなかった」として、
「政府の言う『リーマン・ショック級』というのは良くわからないんですよね」
とも話した。実際の経済状況にかかわらず、「リーマン・ショック級」を方便に解散総選挙に突入する可能性を警戒したわけだ。
「だから今回も、先延ばししたいときは先延ばしするし、そのままいくと思ったらそのままいくし...。あまり経済のことは、考えているようで考えていないんじゃないですかね。あくまで政治的に、選挙に有利か不利かで考えているんじゃないですか?残念な話ですけどね」
玉木氏は
「衆院選は常在戦場なので、同日選ということも当然視野に入れながら準備を加速していかなければならないと思っている」
とも話し、
「協力できるところは協力できるという枠組みを早めに整えないと、まさに整っていないところを狙って、官邸が解散を打ってくるということも十分あり得る」
などとして小選挙区での候補者調整を急ぎたい考えだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)