「ミスを認めて謝罪すれば解決される問題であった」
さらに、
「日本防衛省関係者の主張通り、今回の事件は、韓国側がミスを認めて謝罪すれば、きちんと解決される問題であった」
などとして、韓国側の「威嚇飛行をしたのは、むしろ日本の海上哨戒機」といった反論が、さらに事態をこじれさせたことを指摘。
「韓国が国際社会の責任ある一員であれば、ミスを認めて謝罪することも必要だ」
と、両国の感情のもつれを解きほぐす必要性を訴えている。
岩屋防衛相は12月22日の記者会見で、火器管制レーダーの性質について
「攻撃実施前に攻撃目標の精密な方位・距離を測定するために使用するものであり、広範囲の捜索に適するものではない」
「仮に遭難船舶を捜索するためであっても、周囲に位置する船舶や航空機との関係において、非常に危険な行為」
と指摘している。仮に捜索のためにSTIR-180を使用したとしても、その妥当性については改めて検証が必要になりそうだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)