カピバラの「まるお」、死因は「闘争」加害者は「兄」 動物園の「癒し系」に何が...!?

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実は「いざこざやケンカ、珍しくない」

   張り紙には「夜間に部屋の仕切りを突破した」とあるが、扉状のフェンスのストッパーを、おもちが破壊して入ったと見られるという。担当者は「発見時にはまるおの首のあたりに深い傷があり、しつこく攻撃されたのかなと思われます」と肩を落とした。

   過去、同じようにメス群れで育ててからオス群れに入れた個体もいたが、問題なく馴染んでいたという。そのため「相性や性格もあると思います。おもちは排他的というか、あまり許容しないというか...」と話す。5月6日の園のブログでも、「ある朝突然『まるお』が『おもち』に攻撃されてしまい現在は別々にして様子をみています」と、既に「弟」に強い敵対心を抱いていたことが分かる。

   それにしても、のんびりとした「癒し系」のイメージもあるカピバラだが、今回のような「闘争」はよくあることなのか。担当者は、

「カピバラ同士で傷つけ合うのはオスでもメスでもよくあります。いざこざやケンカは珍しくありません。ただ、その中でもおもちは気が強いですね。当園では命を落とすことまでは過去にはありませんでした」

と話していた。

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