高橋大輔「復活2位」手放しで喜べない 浮き彫りになった男子フィギュアの「課題」

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「高橋大輔が一番驚き、かつ悲しく思っている気がする。」

   ネット上のファンの間では、高橋の復活劇を称える一方で、羽生、宇野のツートップと若手の実力の差に、改めて男子の層の薄さを指摘する声も上がっている。

   「層の薄さってのが深刻かもしれない。」「高橋大輔が一番驚き、かつ悲しく思っている気がする。」「今回は若手で4回転をきちんと決められたのは14才の佐藤選手だけと言うのが本当に寂しいし、将来に不安を感じる!」「下が育ってきてない証拠。」

   フリーでは、ジャンプでのミスをステップと表現力でカバーした高橋。この日の結果を受けて世界選手権代表に選出されたが「世界と戦う覚悟が持ちきれていない」との理由で辞退し、「若い選手が(世界の)舞台を経験することの必要性も大きい」と代表の座を若手に譲ることの意義にも言及した。

   4年ぶりに復帰した32歳の高橋の2位入賞で、思わぬ形で課題が露呈した男子フィギュアスケート。若手の台頭が待ち望まれるなか、依然としてその注目度は高く、羽生が欠場したとはいえ、12月24日放送(フジテレビ系)の男子フリーは平均15・4%をマーク。瞬間最高は高橋がフリー演技を終えた場面の23・9%(いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。

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