「二刀流」オジュウ、快挙ならずも「見せ場つくった」
それにしても、今年の3歳馬は強い。その筆頭が牝馬のアーモンドアイ。桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬3冠と海外馬を含む古馬と戦うジャパン・カップにも勝利するGI4勝を挙げた。また、マイルチャンピオンシップではステルヴィオ(牡馬)も古馬を蹴散らせてみせた。ダートでも、チャンピオンカップを制したのは3歳馬のルヴァンスレーヴだった。
ちなみに、アーモンドアイとブラストワンピースの馬主は、同じシルクレーシングだ。
また、10月14日の秋華賞のアーモンドアイ(クリストフ・ルメール騎手)の勝利から続いていた外国人騎手のGI勝利は10週連続でストップ。障害レースの絶対王者として参戦し、「二刀流」と注目されたオジュウチョウサン(牡7)は16年3月以来およそ2年9か月ぶりに敗れ、平地・障害を含む連勝記録が11でストップした。
インターネットの掲示板などには、
「最後の直線で見せ場はつくってくれた。久々に楽しくてワクワクする有馬記念だった。オジュウありがとう」
「ブラストワンピースも凄かった。池添騎手も日本人騎手の意地を見せましたね。人馬とも有馬記念優勝おめでとうございます」
「3歳世代強いな。オジュウチョウサンは残念だったがチャレンジしたこと自体に意味がある。来年どの路線に行くかわからないけど応援します」
といった競馬ファンの声が寄せられている。