誤射被害で職員死亡、森林管理局の悲痛コメントが反響呼ぶ 「彼は38歳とまだ若く、奥さんと3人の小さな子供がいて...」

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「同じ狩猟者として...」と別エリアのハンターから謝罪電話も

   J-CASTニュース編集部は12月20日、北海道森林管理局の保全課に今回の局長名文書について話を聞いた。「行政文書らしくない」ほど強い感情が出ているとの指摘がある点について担当職員は、

「それほどショックが大きく、衝撃的だったということだと思います。その思いを伝える手段として、こうした局長メッセージとなりました」

と説明。文書の公表以降、北海道エリア外のハンターで、「文章を読んだ」という人から

「同じ狩猟者として申し訳ございません」

という電話があるなど、「身につまされる」といった反応が多く寄せられているという。

   ただ、「(誤射の)被害には、職員だけでなくハンターの人達もあう可能性があり、共通の問題なのだと感じていただければ」とも呼び掛けていた。亡くなった職員とは以前、一緒に仕事をしたこともあるそうだが、記者が「お人柄」を尋ねると、

「それは...公表文書に書かれている以上のことは...私の口からは...」

と無念そうに、言葉少なに答えた。

   今回の「狩猟者の皆様へのお願い」文書については、公式サイト上の公表だけでなく、北海道猟友会(札幌市)の会長に対し、事故再発防止の要請文とともに文書で渡している。同猟友会サイトをみると20日現在、亡くなった職員と遺族に「哀悼の意」を表し、狩猟を自粛する旨を表明している。

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