「喝だ!」で知られる野球評論家の張本氏が、TBS系「サンデーモーニング」で、巨人と再契約を結んだ上原投手について言及した。
「まだ10球ぐらいは大丈夫でしょ」
張本氏は、上原投手について聞かれ、
「43歳。でもこの人の直球は速いからね~。1イニング3人だから、まだ10球ぐらいは大丈夫でしょ」
と、エールとも皮肉ともとれるコメントをした。
ところが、今月30日放送の同番組に上原投手が登場予定という話になり、
「オレ、(上原投手を)けなそうと思ったんだけど、(言わなくて)良かった~」
と話し、スタジオの笑いを誘った。
巨人は2018年、セ・リーグで3位。だが、67勝71敗5分と勝率5割を切ってしまい、高橋由伸監督が責任を取って退団。来季は、原辰徳氏が采配を振るう。
その原監督も「上原投手の再契約」には喜びつつも、報道陣には、
「中途半端な役割は与えるつもりはない。もう、勝ちパターンでしょう。彼が違った位置にいたって、何もいいことはない」
とコメント。
また、報道では「来季キャンプの2軍スタートを通告済み」との話もあり、ベテラン上原投手といえども、容赦しない様子だ。
上原投手は今季、セットアッパーとしてとしてスタートしたが、左ひざ痛などもあって2軍落ちも経験。シーズン終盤では同点や僅差のビハインド場面でも登板したが、36試合で0勝5敗14ホールド、防御率3・63という成績だった。