昭文社とゼンリン、分かれた明暗 地図大手2社の「差」とは

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販売実績の6割が出版物

   昭文社の18年3月期の決算短信によると、グループ全体の販売実績は91億5800万円で、そのうち53億3700万円を「市販出版物」が占める(そのうち、「地図」が17億8700万円、「雑誌」が28億400万円、「ガイドブック」が6億6600万円、実用書が1億1300万円)「電子売り上げ」は23億1900万円。6割近くを出版物に依存する構造だ。グーグルマップなどの無料アプリの普及で、紙の地図は減り、電子地図も競合に競り負けた形だ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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