各停でも、ホームドア設置を計画しているが...
千葉支社の広報担当者は12月14日、ホームドアの設置以降、新小岩駅で人身事故は起きていないとJ-CASTニュースの取材に答えた。しかし、ホームドアを巡って、度々トラブルは起きている。
設置当日の8日には、ホームドアの一部が閉まらなくなり、ブラシがドアの閉まる部分にはさまっていたことが原因と分かった。その後、ブラシを除去してから運行を再開した。
また、10日には、電車の発車時に、車両とホームドアとの連動装置に安全上のエラーが出て、急ブレーキをかけて数メートル先で止まった。
こうしたことが、ツイッター上の運行情報で流れ、新小岩駅の今後に懸念の声が出ている。ホームドアは、あくまでも転落防止が目的のため、「自殺したい人はホームドア程度は軽く乗り越えそう」との指摘もあった。
なお、JR東日本では、総武線各停についてもホームドアを設置することを計画しており、2032年度末までの完成を目標にしている。もし、各停にも設置されれば、新小岩駅すべてでホームドアが実現することにはなる。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)