「上司の捨て方を教えて」 墨田区ごみ分別botの「回答」が秀逸

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「ごみの名前を教えてくれたら、出し方を案内するニャ」

   東京都墨田区が提供する「ごみ分別案内チャットボット」。NTTドコモが開発したAIが搭載されており、捨てたい「ごみ」の名前を入力すると、キャラクターが分類を教えてくれるというものだ。しかし対応できるのは「ごみ」だけではないようで――?

  • 「上司」と入力すると…(2018年12月撮影)
    「上司」と入力すると…(2018年12月撮影)
  • 捨てたくても捨てきれない「希望」「夢」入力してみた(2018年12月撮影)
    捨てたくても捨てきれない「希望」「夢」入力してみた(2018年12月撮影)
  • なかには回答できないケースも(2018年12月撮影)
    なかには回答できないケースも(2018年12月撮影)
  • 「上司」と入力すると…(2018年12月撮影)
  • 捨てたくても捨てきれない「希望」「夢」入力してみた(2018年12月撮影)
  • なかには回答できないケースも(2018年12月撮影)

「引き出しの多さよ」「人生相談をお願いしたいかも」

   このサービスは18年7月30日から提供開始、墨田区公式サイトから24時間いつでも利用できる。チャットボットではネコの「すみにゃーる」が利用者を案内、「ごみ」の名前を入力すると、分類を教えてくれる。キャラクターは住民からの投票で決められたそうだ。

   18年12月10日にあるツイッターユーザーが、「上司」と入力した画像を投稿したところ、13日17時半の時点で4万8000件超のリツイートを獲得している。やり取りは、こんな感じだ。

ユーザー「上司」
すみにゃーる「嫌な上司に何かを期待するのはやめたらどうかな。そう、期待を捨てる」

   これを見て、早速試してみたというユーザーからは、

「教養もある」
「引き出しの多さよ」
「答えも一つじゃないものもあるみたいです。人生相談をお願いしたいかも」

といったリプライ(返信)が寄せられている。

   J-CASTニュースは18年12月13日、すみだ清掃事務所啓発指導係を取材した。取材に応じた係長は本サービスの導入について、

「墨田区の転入者は予想計画を上回るペースで推移しています。地域によって分別の仕方異なるということから、正しい分け方を理解していただきたくためです」

と話している。

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