選考委員はこんな人たち
この4案は広告代理店などによる129案、ネーミング選考委員による20案の合計149案から、3回開かれた選考委員会での投票、商標調査、国際オリンピック委員会(IOC)の確認などを経て絞り込んだ。ネーミング選考委員は22人。五輪・パラリンピック出場経験者、五輪ボランティア経験者、大学教授、作家、ジャーナリストなど業界は幅広い。お笑いタレントの厚切りジェイソンさんや、タレントのSHELLYさんら芸能界からも参加している。
大会スタッフ・ボランティアと都市ボランティアで名前を分けているのは、「両者で役割が大きく異なることから、混同されないようにするため」。前者は競技運営、後者は空港や駅での道案内などにそれぞれ携わる。
決定したネーミングは「まず広報物やオリエンテーションで使用していきます」とし、使い方は今後も検討していく予定。「ボランティアから一般の方々へ説明する際に口にすることもあるかと思います」としており、たとえば道を尋ねられたボランティアが、「あそこにいる○○(ネーミング)にお聞きいただいてもよろしいでしょうか」といった応対をする可能性もあるという。つまり、「シャイニングブルー」に決まればこうなるわけだ。
「あそこにいるシャイニングブルーにお聞きいただいても......」