いっそ広島に獲られたい!? 丸「人的保障」と巨人若手の内心

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第二の一岡へ「願ってもないチャンス」

   前出の関係者は「巨人の若手で他の球団に出ていきたがっている選手は多い。いくら2軍で実績を残しても、1軍でスタートラインにさえ立つことができないとぼやいてますよ。このまま飼い殺しにされるくらいなら、他球団に行って1軍で試合に出たいという選手が増えている。今回の広島への移籍の話も、若手にとっては願ってもないチャンスでしょう」と話した。

   FAの人的補償で巨人から広島に移籍したケースで、一岡竜司投手(27)の成功例がある。2013年、大竹寛投手がFA権を行使して広島から巨人に移籍した際、広島は大竹投手の人的補償として当時22歳の一岡投手を獲得。一岡投手は移籍した年から1軍のマウンドに上がり、今季は59試合に登板して6勝をマーク。来季の年俸は、2400万円増の7700万円(金額は推定)と、大きく飛躍した。

   広島の補強ポイントは、投手では左の先発の補強が急務だろう。現在、来季の活躍が見込める左の先発は、今季11勝5敗をマークしたクリス・ジョンソン投手(34)のみ。野手陣は、丸外野手の穴を埋めるべく左の大砲がほしいところだが、将来性を見込んで若手を獲得する可能性も十分ある。

   巨人が広島に提示した28人のプロテクト選手の詳細は不明だが、投手陣は14人前後のプロテクトが想定され、捕手は阿部慎之助(39)、小林誠司(29)、大城卓三(25)、宇佐見真吾(25)の4人、内野手、外野手合わせて10人前後がプロテクトされると見込まれる。広島は獲得選手の選定を熟考し、年越しも辞さない構えを見せている。

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