頭部死球をネタに「おふざけ実況」... フジ「珍プレー」番組に批判殺到

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死亡事故があったばかりなのに...

   その後も、番組側の「おふざけアテレコ」は続く。例えば、担架で運ばれる中村選手が、自分の名前を「キムラです」と間違えたり、それに小川淳司監督がツッコミを入れたりするなどだ。

    こうしたVTRの内容には、スタジオ出演者から「うわっ...」「シャレになんないから、頭は」といった声も出た。また、ワイプ画面には中居さんの顔が映っていたが、明らかに眉をひそめていた。

   視聴者からも、批判や疑問の声が相次いだ。ツイッターやネット掲示板に、

「笑いにしていいやつじゃないじゃん、シャレになんないやつじゃん」
「下手すりゃ命に関わるような事故を笑いものにするだなんて」
「本当に危険なものを面白おかしく扱うのはやめて欲しいな」

といった投稿が続出しているのだ。なかには、「フジテレビ野球」の公式ツイッターに対して、「頭部死球は珍プレーじゃありません。命に関わります」と苦言を呈するユーザーも出ていた。

   試合中の事故をめぐっては、熊本西高校の野球部員(16)が11月18日、頭部付近に死球を受け、外傷性くも膜下出血で死亡している。それだけにネット上では、この事故を引き合いにしながら、

「ほんと軽率だと思います...」
「亡くなった人出てるのに平気でネタにするのが許せん」

と番組側を批判するユーザーの姿も目立っていた。

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