「私は坂本龍馬の妻おりょうを演じています(顔文字)お楽しみに(ハート)」――2018年12月7日夜、インスタグラムにこう投稿したのはタレントの橋本マナミさん(34)だ。
2019年1月5日、テレビ朝日系で「古舘トーキングヒストリー」が放送される。フリーアナウンサーの古舘伊知郎さんが、歴史上の事件を再現ドラマに「実況」を交えるスタイルで掘り下げていく異色の番組だ。
古館はどう実況するのか
第3弾となる今回の放送では、「坂本龍馬暗殺」がメインテーマに。ドラマパートでは龍馬を俳優・渡辺大が、そして妻のおりょう(楢崎龍)を、橋本さんが演じる。
橋本さんのインスタグラムでは、その一場面らしき写真が3枚公開されている。中でも、トップを飾る写真は、緊張の面持ちで拳銃を構える渡辺龍馬、それに寄り添う橋本おりょう、そしてそれをスーツ姿で見守る(?)古館さんという、なんとも印象的な一枚だ。状況からすると、龍馬が伏見奉行の捕り方の襲撃を受けた、いわゆる「寺田屋事件」の一幕とみられる。
ところがこのインスタ投稿に、こんなコメントが――。
「風呂上りに階段かけ上がるやつはしないでしょ」
「風呂上がりシーンはあるのだろうか?ドキドキ」
寺田屋事件で、入浴中に捕り方襲来に気づいたおりょう。着物を身にまとう暇もないまま、龍馬の部屋に駆け付け、おかげで間一髪難を逃れる――龍馬を題材とした作品では、必ずと言っていいほど見せ場となる、有名な逸話だ。