タレントの春香クリスティーンさん(26)が2018年12月7日に結婚したことが分かった。8日、所属事務所が発表した。
春香さんがお相手に選んだのは4歳年上の一般男性で、出会ったのは2016年4月。知人とのランチの際に知り合ったという。また、お相手の男性については、報道機関の記者という報道もある。
なお、春香さんは2016年9月に放送された「ダウンタウンDX」(読売テレビ・日本テレビ系)で、恋人の存在を公表。翌10月に開かれたイベントでは、沖縄在住の報道関係者と遠距離恋愛中であると話すなど、これまでに何度か公の場で自身の恋愛について話していた。
春香さんといえば、「政治アイドル」
春香さんといえば、テレビなどでたびたび公言してきた政治マニアぶりで知られ、これまでに披露されたエピソードとしては、「永田町をたびたび散策している」「国会議員の追っかけをしている」など、 自ら「現場」に足を運ぶマニア活動で有名だ。これまでの若い女性芸能人にはない特徴を備えた「政治アイドル」として、タレント活動を休業する2018年3月まで「情報ライブ ミヤネ屋」でコメンテーターを務めるなど、政治に対する博識ぶりを生かした活動で知られている。
また、自らの出身国・スイスに国民投票があることを明かしつつ、政治への思いをメディアで披露することも多い。J-CASTニュース編集部が2012年12月に春香さんにインタビューを行った時も、
「スイスは直接民主制が一部で導入されていて、国民投票も行われるので、学校でも新聞を読んで『EU(欧州連合)にスイスが加入すべきかについて議論になっているけど、どう思う?』といった話は普通です」
と明かしていたほどだ。
アイドルから、成熟した「政治タレント」へ
春香さんは2018年4月から、海外留学のため芸能活動を休止しているため、現在は「政治アイドル」としての動きはない。ゆえに、今後の春香さんの去就については不透明な点は多いが、それでも、得意の政治マニアぶりを生かさない手はないだろう。
前述のJ-CASTニュース編集部が行ったインタビューでも言及しているが、春香さんはインタビューの際に、しばしば、
「スイスから日本の高校に編入して、あまりにも日本の高校生は政治に興味がない、ということに違和感を抱いたことにあります」
「街頭演説や選挙カーなど、刺激を受ける機会は沢山ある」
(同じくJ-CASTニュース編集部による2012年12月のインタビューから)
といった、日本の高校生や若者が政治に対して無関心であるとの主張や、それを克服するための関心の持ち方などについての自らの考えを繰り返し発信している。
結婚、そして留学を機に、さらに政治に対する視野を広げるであろう春香さん。再び表舞台に戻ったときには、若者のみならず幅広い層にメッセージを届けられる存在になりそうだ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)