プロ野球・千葉ロッテの清田育宏外野手(32)のイベントでの発言が、物議を醸している。
ロッテと移籍交渉をしていた丸佳浩外野手(29)が巨人に入団し、「良かった、本当に良かった」と吐露したためだ。
「丸が来なかったことが全てかなと思いますね」
清田選手は2018年12月7日、千葉県内で行われたトークショーに出席した。
清田選手は今季96試合に出場し、打率.226、打点27、本塁打2だった。15年には130試合で打率.317でベストナイン、ゴールデングラブ賞と活躍するも、以降は低迷が続いている。スポーツ紙によれば、今季は400万円減の4400万円(推定)でサインした。
本人も忸怩たる思いがあるようだ。トークショーで来期の意気込みを聞かれ、
「今年も中途半端に90何試合しか出ていないので、やっぱり『清田を使わないと』と思わせないといけないですし、それは成績で、しっかり数字で残してそういう風に思わせればいいだけなので。あとはケガをしないように一生懸命やること」
と飛躍を誓った。ファンらの反発を招いたのは、続けて述べた部分だ。
「丸が来なかったことが全てかなと思いますね。良かった、本当に良かったです。(巨人に移籍するとの報道を)朝見てめっちゃ喜びました。『よっしゃー』って」
怒るファンたちの声は
広島から国内FA宣言をし、広島、ロッテ、巨人と交渉をしていた丸選手。最終的には巨人を選んでいた。
若手の台頭など外野のポジション争いが激化しているロッテだけに、思わず清田選手の本音が漏れた格好だが、ファンからはツイッターで厳しい声が上がっている。
「意識低い...」
「清田さんの発言には心底ガッカリ」
「今回の件で多くのロッテファンの怒りを買った」
一方で、
「清田これは酷いけどもし自分が外野手だったら清田の気持ちはめちゃくちゃ分かるよ」
「清田が言ったこととか割と当たり前の感情じゃないの?どうでも良くない?」
と理解を示す向きもある。