メジャーでは「2番打者最強」が定説に
先制点が重要視されるメジャーでは、走れる中長距離ヒッターが2番打者に起用される傾向にある。メジャーでは「2番打者最強説」があるように、多くのメジャー球団において、走って打てる選手が2番を務める。大谷翔平投手が所属するエンゼルスでは、メジャー屈指の強打者であるマイク・トラウト(27)が2番を任されている。
前出の関係者は、丸外野手が2番打者となることで、チームの得点力が飛躍的に上がることを予測する。チームが先制する機会が多くなることで先発投手陣の負担が減り、ローテンションの安定化が図れるという。
広島時代、16年からの3年間、丸外野手は不動の3番打者だったが、それ以前は機動力を買われて1番や2番で起用されることもあった。この経験から来季、2番で起用されれば、しっかりと役割を果たすだろう。
今オフ、背番号のシャッフルなど独自の色を全面に押し出す原監督。来季のV奪回へ原流サプライズが見られるか。その手腕が注目される。