FA西の決断長期化で阪神「困った」 他の補強に影響も

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   オリックスからFA宣言した西勇輝投手(28)の所属先がいまだ決まっていない。2018年11月7日にFA宣言した西投手は、宣言残留を容認しているオリックス、阪神、DeNA、ソフトバンクの4球団と交渉してきたが、12月に入っても依然として進展しておらず、長期化の様相を呈してきた。

   西投手の所属先を巡り、11月28日に一部スポーツ紙が、西投手が阪神移籍を決断したと報じた。この報道に対して西投手は28日に自身の公式ブログを更新し、「現時点で決断していることは何一つありません。本当に自問自答しています」と報道を否定し、以降、沈黙を続けている。

  • 阪神タイガースの本拠地・甲子園球場
    阪神タイガースの本拠地・甲子園球場
  • 阪神タイガースの本拠地・甲子園球場

元中日ガルシア投手に興味も身動き取れず

   球団関係者によると、西投手の所属先が決まらないことで、阪神の補強戦略に遅れが出始めているという。西投手の獲得は、阪神の今オフの選手補強の最大目標で球団を上げての獲得を目指している。西投手を獲得出来るか否かで、今後の補強戦略に大きな影響を与えるだけに、西投手の所属先が決まらない今、阪神は身動きが取れない状態にある。

   阪神は先発投手の補強人員として、中日から自由契約になったオネルキ・ガルシア投手(29)に興味を示している。ガルシアは今季13勝を挙げ、防御率2.99をマーク。対阪神戦では、7試合に登板して3勝を挙げており、先発陣の軸として期待が持てる左腕だ。

   中日はガルシアの代理人と来季の年俸を巡って交渉が決裂し、ガルシアを自由契約とした。森繁和SDが明かしたところによると、ガルシアの代理人が、今季のガルシアの5000万円の年俸を大きく上回る法外な金額を要求したことで交渉がまとまらなかったという。

姉妹サイト