ライバル帝京大と同じ「1位」で迎える大学選手権
今年の「関東大学ラグビー対抗戦」は、近年まれにみる大混戦となった。早大は、優勝候補筆頭の帝京大に負け、その帝京大は明大に敗戦。そして、早大は明大を4点差で退け、早慶戦でも慶大に競り勝った。また、明大が慶大に敗れるなど、戦国時代並みの「群雄割拠」となっている。
つまり、
・帝京大(6勝1敗=1位)
・早大(6勝1敗=1位、勝敗数が並んだ場合は同順位となるが、当該校同士の対戦成績で帝京大より下)
・慶大(5勝2敗=3位)
・明大(5勝2敗=3位、しかし慶大に負けたため、慶大より下)
という図式だ。要は「四巴ジャンケン」の形となり、どこがどうなるか、30年以上、ラグビーを見続けている記者でも、予想がつかない。
そんな中で「原石」の輝きを見せている早大の齋藤選手と中野選手。101年目を迎える2019年、大学選手権の活躍次第によっては、W杯で日本代表「桜のジャージ」が、身にまとえるかもしれない。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)