流行語大賞でチコちゃん登壇! 元NHKアナ「荒々しい言葉が使われているのが新鮮」

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チコちゃんは20代の知名度が低いが...

   そして、17時37分。会場内で年間大賞が「そだねー」であることが発表されると、大歓声の中、本橋さんは再び壇上へ。「そだねー」について、「試合中はポジティブな言葉だけを使うように心がけていた」「『そだねー』は北海道における標準語。チームの誰かが言い出したというわけではない」と明かしつつ、現在、遠征中のチームメイトに年間大賞受賞を報告することを誓った。

   発表が終わると、本橋さんを中心として、受賞者と選考委員による記念撮影が行われ、大会中最大のフラッシュがたかれたが、その中で、ひときわ視線を集めたのがチコちゃん。大きな頭を揺らしながら不敵な笑みを浮かべつつ、カメラに向かって手を振る姿が印象的だった。

   選考委員の清水均氏によると、俵万智氏の指摘同様、世の中の「最大公約数的な言葉」が少なくなり、「そだねー」以外の9個を選ぶのに苦労したそうだ。チコちゃんの「ボーっと生きてんじゃねーよ!」は全員が知っているかと思ったが、テレビを見ていないのか、20代の反応は悪かったという。しかし、他の世代では高い認知度だったのでトップテン入りしたと説明する。

「例年にも増して、知っている集団と知らない集団の断絶が大きくなっていると感じた1年だった」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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