松本人志が見せた「地元愛」 大阪万博誘致活動は「ノーギャラ」

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   「ダメじゃなかったことが本当によかった」―。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(55)が、2025年の万博開催地が大阪に決定したことに、安堵の声を漏らした。

   ダウンタウンは17年3月に同万博の誘致アンバサダーに就任。松井一郎大阪府知事(54)とともに誘致活動を行っていた。

  • 「ダウンタウン」の松本人志さん(写真は2016年撮影)
    「ダウンタウン」の松本人志さん(写真は2016年撮影)
  • 「ダウンタウン」の松本人志さん(写真は2016年撮影)

「ここでダメだったら大阪、関西が本当に『しゅん』ってなっちゃった」

「ダメじゃなかったことが本当によかったというか、ここでダメだったら大阪、関西が本当に『しゅん』ってなっちゃったんじゃないかな。今年は台風に、地震もありましたから。大阪の人には笑顔でいてほしいところあるじゃないですか」

   18年12月2日、フジテレビ系「ワイドナショー」の中で、松本さんは大阪万博開催への喜びを語った。ここ最近では、コンビで11月4日に大阪・御堂筋で実施されたイベントに出席。松井府知事らと軽妙なトークを展開して万博誘致をPRした。

   松本さんはアジアで初めて開催された1970年の大阪万博を経験している。当時は7歳で、「(人が)ごった返してたから、入りたいパビリオンにも入れなかった」と振り返った。同世代の芸能リポーター・長谷川まさ子さんが「学校を休んで行った」「ケッタッキーが初上陸した」、犬塚浩弁護士が「初めて外国人を見た」などと当時の思い出を語ると、「うんうん」と懐かしそうにうなずいていた。1970年の大阪万博には、想定の4500万人を大幅に上回る6400万人が入場した。

「いっさいお金もらってないですからね」

   自身の大阪万博開催への貢献については、「多少足を運んだりはしましたけど、本当に僕なんて何にもしていません」と謙遜。さらに、「僕らいっさいお金もらってないですからね。気持ちですよ」と「ノーギャラ」だったことを明かした。

   だが、その直後に

「でも、(大阪万博の)経済効果が2兆円って聞いたんで、なんだかんだ1兆円くらいもらえると思ってますよ」

とボケて、笑いをとった。

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