「やっぱり年俸ですよ」―。広島から「推定5年、総額35億円」で巨人への移籍が決まった丸佳浩外野手(29)について、野球解説者の張本勲氏(78)がコメントした。
同じく、野球解説者の金村義明氏(55)も「(広島)愛より金でしょ」と、丸選手が巨人を選んだ理由は年俸にあると自論を展開した。
「高いところにいきますよ。桁が違うからね」
張本氏は、2018年12月2日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)の名物コーナー「週刊・御意見番」に生出演。丸選手の移籍についてコメントした。
「(巨人は)いい選手とりましたね。ただやっぱり年俸ですよ。絶対選手は口が裂けてもいいませんけどね、(提示額が)高いところにいきますよ。桁が違うからね」
スポーツ各紙の報道によれば、古巣の広島は「4年総額17億円」、巨人は「5年総額35億円」、丸争奪戦に参戦していた千葉ロッテマリーンズは「6年総額30億円」(いずれも金額は推定)を提示したとみられる。
張本氏はまた、「男気よりお金」である旨を強調した。
「男気はあるけどね、絶対100パーセント以上(お金)。私でもそう(年俸が高い球団に入団)しますからね。ただ、(自分から「お金で選んだ」とは)発言はできない。バッシングされますからね」