硬軟合わさった絶妙さが和牛の面白さ
「優勝はあり得ると思います。和牛は今まで3回出ており、2回は準優勝。これまでにしっかりとした実績があり、実力も圧倒的。さらに、ボケの水田信二さんとツッコミの川西賢志郎さんは、それぞれのキャラを生かし切って漫才をしている点が強みです。水田さんは理屈っぽく頑固なキャラでボケて、川西さんがいなすようなツッコミで笑いを取ります。川西さんはコントで女役がうまかったりと柔らかさが魅力。硬軟合わさった絶妙さが和牛の面白さの神髄です」
ただ気になるのは、「プレッシャー」の存在だ。今回4回目の決勝出場ということで、上記のように各界から「優勝」への期待は大きい。こうした空気がプレッシャーになるおそれはないのだろうか。
「多少はあるかもしれませんが、それが優勝するしないに影響することはないと思います。和牛の2人はメンタルはストイックであり、かつ動じない性格なので、リードしている状況であっても油断しないし、プレッシャーがあっても跳ね返すのではないでしょうか」
と分析した。
一方、今回も決勝には、和牛以外にも腕自慢の芸人たちがそろっている。ラリー遠田氏の「読み」を聞いた。
「今年は非常に予想が難しいです。あえて変化球的なことを言えば、敗者復活戦から上がってきた人が、もしかしたら......というところです」
(J-CASTニュ-ス編集部 坂下朋永)