コラムニストの勝谷誠彦さんが2018年11月28日未明、亡くなった。本人の公式サイトで発表された。57歳だった。
公式サイトによると、「勝谷誠彦は、11月28日午前1時48分、生まれ故郷の尼崎で57歳の生涯を閉じました。生前、応援していただきました皆様、お世話になった皆様に厚く御礼申し上げます。どうもありがとうございました」と、勝谷さんが死去したことを報告。勝谷さんは8月21日に自身のメールマガジンで、「まえ屈みだと、右脇腹に激痛が走る」などと明かし、緊急入院。翌日には公式サイトでスタッフが、勝谷さんが集中治療室に入っていることを明かしたほか、その後の一部報道では勝谷さんが劇症肝炎を患っているとの報道があった。
緊急入院後も精力的に情報発信
その後、9月30日に公式サイトで、勝谷さんが10月1日にメルマガを再開することが発表された。「奇跡的な復活が見えてきました」とした上で、病室からの情報発信となることを公表。同一のメッセージが公式ツイッターにもアップされると、「勝谷さん、ご回復おめでとうございます」といった回復を祝うメッセージが続々と寄せられた。
同月10日には、勝谷さんが都内の病院を退院したとの報道があり、16日には、勝谷さんがYouTubeの公式サイトに「勝谷誠彦の『血気酒会』~地獄からの生還」と題した動画をアップ。入院前の張りのある声とは違ってかすれ気味の声ながら、「ネット上の『勝谷、消えたな』の皆さん、ありがとうございます」「勝谷は消えません」と健在ぶりをアピールした。
ただ、10月31日には公式ブログに、「勝谷の体調悪化にともない、11月からは新体制のもと、新しい内容にてメールをお送りします」と、メルマガの内容が変更されるとのメッセージが掲載され、その4週間後となる11月28日に、勝谷さんは帰らぬ人となった。勝谷さんの死去を受け、ツイッターでの最後の更新となった前述の9月30日の投稿には、「勝谷さん、早すぎますよ」「心より哀悼の意を表します」などの追悼メッセージが続々と寄せられている。
(J-CASTニュ-ス編集部 坂下朋永)