「20代後半から押されては押してを繰り返してきた」――なにやら深刻そうにつぶやいたのは、米シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手(32)だ。
「やっと勝ったわと気抜いたらまた強く押してくる。今まで何回も勝ってきたから今回も押し返して見せる!」
ハゲまされた人々も多数
ダルビッシュ投手は、そう力強く宣言する。それほどまでに気合を入れなければいけない「強敵」とは一体何者なのかというと――。
「にしても薄毛よ、君は強いししつこすぎる。。」
そう、「薄毛」であった。
上記のつぶやきは、2018年11月24日に、ツイッターに投稿されたものだ。球界有数の名投手にしてイケメンとして知られるダルビッシュ投手の、突然の悩みの吐露に、フォロワーたちからは大きな反響が。2000件以上のいいねが寄せられたほか、
「同世代のエース ダルビッシュと同じ相手と戦ってる そう思うだけでやる気しか出てこない」
「一緒に頑張りましょう! 31歳独身より」
「今僕も薄毛に悩んでるのでダルビッシュさんのこういうツイート勇気を貰えます!!」
などなど、同じ悩みを抱える人々からの感謝、感激の声も少なくない。
夫人発言に「菩薩かよ!」の反響
実はダルビッシュ投手が自らの髪の毛に言及したのは、これが初めてではない。2017年3月には、ファンからのつぶやきに反応する形で、こんなツイートを。
「食生活を正し、ストレスフリーな生活を心がけるとなかなか禿げてこないと思いますが、やはり将来はハゲると見ています。ヤバくなったらフィナステリド(※編注:男性型脱毛症の治療に使われる薬)を使うと思いますが(笑)」
あくまでクールに、「将来はハゲる」と分析する姿に、当時も驚きの声が走った。さらに、これに意外な人が食いつく。妻でレスリング元世界女王の山本聖子(ダルビッシュ聖子)さんだ。上記のツイートを引用する形で、
「ハゲ散らかしても大丈夫だよ(顔文字)それも魅力(顔文字)」
と投稿したのである。
これには「菩薩かよ!」「うるわしの夫婦愛w」などその包容力に驚くリプライが続々と。ただダルビッシュ投手本人は、
「せめてギリギリまで抵抗させて(笑)」
と苦笑していた。