「友達どこまで呼ぶ」「引き出物袋大きすぎ」 いい夫婦の日に拡散した「#結婚式に自由を」...メッセージの意味は?

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「共感しかない」など反響相次ぐ

   ウェブマーケティングを手がけるクリエイティブサーベイ(本社・東京都港区)は15年11月、「いい夫婦の日に関する意識調査」(21~69歳の既婚男女640人が同8~9日に回答)の結果を発表している。ここで「『いい夫婦の日』には夫婦でお祝いをしていますか?」という問いに、「ほぼ毎年している」と答えたのが4%だったのだ。「お祝いしたことがない」人は82%と大半を占めていた。

   こうした現状から、CRAZYの広報担当者は「『結婚式ってどうあるべきかな?』というのを社会に問い直したい、議論する流れを作りたいと思い、今回の企画が立ち上がりました」とし、こう話す。

「今後、LGBTの方々の式、事実婚の方々の式、ひとり結婚式、5周年式なども盛んになると思われます。その一方で、結婚式業界の『しきたり』は数十年間変わっていないと業界人も認識しているところがあります。手が加えられてこなかったものをアップデートしようという考えもあります」

   「#友達どこまで呼ぶ」などのフレーズは、同社が実際に客から受けた相談や、社員が知人から聞いた本音がベースになったという。今回ツイッターでは、「#結婚式に自由を」のハッシュタグをつけながら、

「言われてみれば本当にそうだね...呼ばれる方も呼ぶ方も、気を使うことが多すぎて、幸せなパーティーしたいだけのハズなのに、なんかおかしいもんね?」
「共感しかない(笑)大学4年間、結婚式場でバイトしてたけど、祝辞や余興がしらけるパターンが8割くらい。可哀想だった」

といった投稿をするユーザーが相次いでいる。

   こうした反響に担当者は

「今後も本音を言いながら楽しく議論していきたいと思っています。今あるものを否定するわけではなく、いろいろな形の結婚式ができるようになっていけばいいなと思っています」

と話していた。

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