MLBエンゼルスの大谷翔平投手が2018年11月22日、千代田区の日本記者クラブで会見を行った。約1時間にわたって行われた会見で、古巣・日本ハムの先輩・岩本勉氏からの「長すぎる質問」を受けた大谷は、大爆笑しながらも誠実に対応した。
情報番組「ミヤネ屋」(読売テレビ系)に出演している岩本氏だが、この日の新聞のテレビ欄には「おかえりオオタニサン凱旋会見二刀流でMLB新人王パイセン乱入どうなる」と銘打たれ、岩本氏の乱入を予告していた。
力強くマイクを握りしめて...
会見が始まってから14分が過ぎたところで、ようやく岩本氏の出番が来た。
大谷から見て右手最奥の記者席に陣取った岩本氏は、力強くマイクを握りしめ、ひときわ大きな声で「読売テレビ情報ライブミヤネ屋の代表できました。そして北海道日本ハムファイターズOBの岩本です。よろしくお願いします。アッ、よろしくお願いします」と、壇上の大谷に丁寧に頭を下げた。
ここから岩本氏の長すぎる質問が始まる。
「えー、大谷選手。10代に、えー、日本のプロ野球に入団し、そして数々の記憶、記録を衝撃として日本のプロ野球ファンに残していただきました。そのあと、希望に夢に胸を膨らませ渡米をし、メジャーの舞台に立ち、そして、またまた数々の記憶、記録を残していただきました。あのー、日本の事情で言いますと、我が子のように、そして家族のように応援していた方ばかりなんですよね。その老若男女すべての方にメジャーのステージとはこんなに素晴らしいんだと、はい。そして、野球をしている野球少年、少女たちに君たちも頑張ってプロ野球、そしてメジャーのステージへ立ってはいかがでしょうか。そういうお勧めのポイントを大谷選手なりに、えー、スピーチいただければと思います。よろしくお願いします」