メディアミックス企画「ラブライブ!サンシャイン!!」の声優ユニット「Aqours(アクア)」による東京ドーム公演で、観客を巧みに誘導した「DJ警備員」の様子を伝える動画がツイッターに投稿され、反響を呼んでいる。
「皆さんが勇気を持って中に入るだけです。勇気はどこにあるんですか? 皆さんの胸の中にあるはずです」
曲名を7つも使って呼びかけ
メガネをかけた若い男性警備員が、メガホンを持って、入場客らに必死にこう呼びかける。2018年11月18日は、ラブライバーと呼ばれるファンらでドーム入口付近が大混雑していた。
警備員が口にしていたのは、アニメ第2期のエンディング曲の名前「勇気はどこに?君の胸に!」をもじったフレーズだ。
2分強の投稿動画を見ると、このほかにもアニメのテーマ曲が次々呼びかけに使われている。
「未来は僕らが知っている、というぐらいにですね、しっかりとイメージしていただいて、皆さんのお手元のチケットこそまさに、MIRAI TICKETと思っていただいてですね、東京ドームの場内、まずは入口をとお迎え下さい」
ここでは、第2期のオープニング曲「未来の僕らは知ってるよ」とアニメ挿入歌「MIRAI TICKET」が使われている。このほかにも、「皆さん、ダイスキだったらダイジョウブ!です」「MIRACLE WAVEを起こして中に注ぐお時間」などと入場を促し、動画内だけでも、少なくとも7曲は、アニメのテーマ曲が使われていた。
公演を見た投稿主の「firefly(ふぃる)」さんはツイッター上で、DJポリスにあやかって「DJ警備員」と呼び、この警備員には「Aqours愛」を感じられたと感想を書いていた。