原爆Tシャツ問題がBTSファンに意外な影響 元慰安婦への寄付、国際的に急増する

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3日間で100人が寄付

   そんな中で動いたのがBTSのファンだ。11月15日、あるBTSのファンが、英語で

「元慰安婦に寄付をしたいというARMY(編注:BTSファン)から何通かDMをもらったのでツイートしようと思いました。ペイパルで『ナヌムの家』に寄付できます」

という文章とともに、「ナヌムの家」ウェブサイトへのリンクを紹介。このツイートは2000回近くリツイート(拡散)された。

 

   韓国日報によると、このツイートをきっかけに11月16~18日にかけて約100人のファンが寄付。1人あたりの額は5~10ドルと多くはないが、全体で200万ウォンほど集まったという。寄付をしたファンが住む国も、米国、英国、フランス、ドイツ、スペイン、ポーランド、オーストラリア、マレーシア、インドネシア、ウルグアイと幅広い。同紙では、「ナヌムの家」関係者の話として、

「日本の侵略の歴史と日本軍『慰安婦」』問題を記憶しておこうという運動が全世界的に拡散されるという点で意義深い」

と伝えている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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