2018年11月19日夕方に一斉に報道された、日産のカルロス・ゴーン会長の逮捕情報。容疑は金融商品取引法違反で、容疑が固まり次第逮捕されるという。
財界の大物の逮捕情報とあって、報道直後からツイッター上は大混乱。「ゴーン逮捕で今日のニュース全部吹っ飛ぶんじゃないか?」など、事件の規模の大きさを驚く声がこだましているが、投稿が多かったキーワードを集計する「トレンド」欄では、「Mr.ビーン」がランクインするという珍事も起きた。
「Mr.ビーン」がツイッターでトレンド入り
ツイートの多さを反映してか、報道直後の18時29分付のトレンドではツイッターのトレンドの「日本」部門で、1位は「日産のカルロス・ゴーン会長、逮捕」がランクインしており、2位に「Mr.ビーン」が肉薄。5位に「ルノー」、6位に「有価証券報告書の虚偽記載」、7位に「NISSAN」がそれぞれランクインしている。
ゴーン会長をめぐっては、以前からネット上で、「Mr.ビーンに似ている」との指摘がチラホラ。同様の指摘は有名人からも上がっており、「朝日新聞」2001年12月3日号では、作家の童門冬二氏が「カルロス・ゴーンさんの風貌をみたとき、得な顔だなあと思った。イギリスのMr.ビーンに似ていたからだ」
と評していたほどだ。
「Mr.ビーン」は1990年から1995年までイギリスで放送されたコメディー番組。作中で同名の役を演じていたのは同国の俳優ローワン・アトキンソン氏で、日本など諸外国でも人気を集めた。
(J-CASTニュ-ス編集部 坂下朋永)