慌てたように電話切り...直後に新展開
ゴーン氏が任意同行された事実や逮捕される見込みと報じられていることや、過少申告の額について尋ねたが、「事実確認中でございます」の答え。会社の指揮系統への影響や、消費者や株主などからの問い合わせにどう対応していくかについても、
「細かいところを含めてお答えできるタイミングになりましたら回答させていただけましたらと思いますので、申し訳ありません」
と話していた。質問を終えると慌てたようにすぐに電話を切っていた。
その後間もなく、18時40分過ぎにはゴーン会長が重大な不正行為を行っていたとする、数か月にわたる内部調査結果を発表。日産の公式サイトでもその結果が公表された。社内での緻密な準備が行われていたことがうかがえる。