朝日と毎日の社説でも批判
やりとりとしては、ロケ先映像の中のイモトさんとスタジオにいる手越さんとの間で交わされた(構成された)ものだったが、タイミングがタイミングだけに、「忍耐」の言葉についてツイッターでは、
「イッテQが忍耐せねば」
「『忍耐』という言葉 偶然か必然か 耐えて復活してください」
と、番組へのある種のメッセージになっているのでは、との受け止め方も出ていた。
もっとも18日の放送内容は、日本テレビが当初の強気の姿勢から一転して謝罪した、大久保好男社長の会見(15日)より前の、前週放送(11日)段階で告知されていた。
18日放送分の視聴率は16.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、ほぼ前週並みの高水準を維持していた。しかし、番組をめぐっては、17日に朝日新聞が、18日には毎日新聞が社説で取り上げ批判した。朝日は「イッテQ疑惑 放送への信頼傷つけた」の見出しで、「日テレ自身のコメントにあるように『猛省』が必要だ」と指摘。毎日のタイトルは「『イッテQ』にやらせ疑惑 うやむやでは済まされぬ」だった。
番組への逆風はまだやみそうになく、しばらくは「忍耐」が求められることになりそうだ。