「誤送信のメールは削除」のお願い
担当者によると、ニチガスは誤送信後、16日のうちから「お客様1人1人にお電話でお詫びのご連絡をさせていただいております。加えて、誤送信のメールは削除いただくようお願いもしております」と、顧客に個別で謝罪をしているという。また、19日昼時点で大きなトラブルの報告は受けていないとしている。
BCCにすべきところをCCで送信するミスによって顧客情報が流出した例は、担当者が把握している限り「初めて」。顧客対応を優先しながら、並行して詳細な事実確認を進めている。
担当者は「あってはならないこと」として、再発防止に向けて「セキュリティ指導の在り方を見直すとともに、システム周りの対策をしていく考えです。お客様の情報を取り扱う企業として、リテラシーを上げるための指導を徹底していきます」と話した。また「当社内だけでなくグループ会社を含めて、この事態の重要性を厳粛に受け止めたい」と話していた。